比較演算子、論理演算子、複合代入演算子

比較演算子

主に if 文とセットで使う。

条件式 意味 例) a=10, b=10 での戻り値
a < b a は b より小さい False
a <= b a は b と等しいか、b より小さい True
a == b a と b は等しい True
a != b a と b は等しくない False

論理演算子

and

条件式がともに満たされていれば、そのスイートを実行する。

def study_logical_operator_and(age: int, height: int):
    # 10歳以上、かつ、身長120cm以上なら乗れるアトラクション
    if (10 <= age) and (120 <= height):
        print("ご利用いただけます")
    else:
        print("ご遠慮ください")

or

条件式のどちらかが満たされていれば、そのスイートを実行する。

def study_logical_operator_or(age: int):
    # 10歳以下、または、80歳以上は接種できないワクチン
    if (age <= 10) or (80 <= age):
        print('接種してはいけません')
    else:
        print('接種可能です')

not

条件式を満たしていない時に、そのスイートを実行する。

def study_logical_operator_not(age: int):
    # 20歳の人だけが使える特典
    if not (age == 20):
        print('ご利用できません')
    else:
        print('おめでとうございます')

複合代入演算子

ループ処理(主にwhile文)で、任意の値を増やしたり減らしたりする時に使う。

演算子 記述方法 意味
+= a += b a = a + b
-= a -= b a = a - b
*= a *= b a = a * b
/= a /= b a = a / b
  • ちなみに、Pythonには "a++" のようなC言語ライクな記述方法は存在しない模様。
  • 素直に "a = a + 1" のように記載してもいいが、慣れると "a += 1" の方が読みやすい。